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本当に安倍氏が首相になるのでしょうか?

2006723

宇佐美 保

 

 次期首相は安倍晋三氏なのでしょうか?

私は、安倍氏非難を書くと、時折、反論メールを頂ます。

でも、やはり、私は安倍氏が首相の器とは思えません!

(“小泉氏だって首相になっている!”との声もありましょうが)

 

 例えば、毎日新聞(20067231843分)には、次の記述が載っています。

 

安倍晋三官房長官は23日の横浜市での講演で、靖国神社のA級戦犯分祀(ぶんし)論議について「政教分離の原則からも神社側や遺族会が判断することだ」と指摘し、政界に分祀論が広がることをけん制した。サンフランシスコ講和条約でA級戦犯を裁いた極東国際軍事裁判を受諾しているとして、戦犯が合祀されている靖国神社への参拝に反対する意見については「飛躍したトンチンカンな議論だ」と批判。「国際法の慣例では、講和条約が結ばれたら戦争裁判の判決や刑は将来にわたって無効になる」と述べた。【犬飼直幸】

 

 今回の安倍氏発言の基は、NIKKEI NET2006/07/20)の次の記述なのだと存じます。

 

昭和天皇、A級戦犯靖国合祀に不快感・元宮内庁長官が発言メモ

 昭和天皇が1988年、靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)に強い不快感を示し「だから私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ」と、当時の宮内庁長官、富田朝彦氏(故人)に語っていたことが19日、日本経済新聞が入手した富田氏のメモで分かった。昭和天皇は1978年のA級戦犯合祀以降、参拝しなかったが、理由は明らかにしていなかった。昭和天皇の闘病生活などに関する記述もあり、史料としての歴史的価値も高い。 (07:00)

 

 このようなお心でA級戦犯合祀以降、参拝しなかった昭和天皇のご判断を安倍氏は、「飛躍したトンチンカンな議論だ」と批判されるのでしょうか?

 

 自民党の総裁選の際、「靖国参拝を公約」として首相となるや、「靖国参拝は心の問題」として言ってのける小泉氏には「心」を感じた事がありません。

 

そして、小泉氏の後が、又、今回の発言を平気でされる安倍氏だとしたら、日本人の「心」はこの先どうなって行くのでしょうか?!

とても気がかりです。

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